2007年11月23日

大阪ロマン

大阪ロマン かたやまみき内町浪漫音楽会 第三十七回
「SOUL FROM MY SOUL」
大阪ロマン LIVE
Bar My Heart
2007/11/10

 
かたやまみき
かたやまみき
チョチョ
Kitty吉べえ

すがたあやこ Key.
北川道太郎 G.
森島 肇 Dr.

 
チョチョ
Ain't nothing like the real thing
You don't know my name
Day dreaming
背中合わせのスローダンス
その時
What a wonderful world
Shinig star
Sweet emergency
I die a little each day
I am changing
You gotta believe
好きやなあやっぱり
Lift every voice and sing
Time we tell
恋のハジマリ
Get outta my kitchen
You know that I know
 
Kitty吉べえThe lord will make a way
You are all I need to get by

~ encore ~

His eye is on the sparrow
Someday

 
チョチョ
この日は興奮させられ、それを抑えることができなかった。
この Photologue でわかるように、多くの回数、彼女たちのライブへは足を運んでいる。期待感を持って家を出るが、いざ始まろうとする30分ほど前になると、妙にワクワクしてくる自分を感じた。他のお客さんのワクワクが伝わってくるのだ。

それを見透かしたように、一気にチョチョさんが盛り上げる。飛ばす。
11月だというのに2~3曲もするともう聞いているこちらが汗をかいている。唄う人は言うまでもない。
そして楽しくて仕方ない。

 
チョチョ 北川道太郎
この日、チョチョさんの唄はとてもよく心に響いた。いつもよりも、唄がこちらに向かって来てる気がした。
ハジケル曲だけではない。しっかり聴かせるところは聴かせてくれる。
とっても自分の心にフィットするようで、いい。
 
チョチョ
弾け踊りそして唄いまくる彼女たち。
自分のもてるものを出し尽くす。
アフロがずれそうになっても関係ない。
 
Kitty吉べえ
このところ眩しいばかりに聴く人に唄いかけるKitty吉べえさん。
強烈なそのベクトルは、聴く度にどんどん増している。
どこまで行くんだろう。どこまでも行って欲しい。そう期待しないでいられない。

8月、大阪ロマンのライブで聴いた Even Me を次に聴ける日はいつか。
この日の他の曲も素晴らしいから、物足りなさは全くないのだけれど。

物足りないといえば、照明。そう、これは Photologue だった。
Kitty吉べえさんのところが少し暗め。3人の中では最も近い場所にいたので、少しは補えているだろうか。
でもそろそろレンズが欲しい。

 
かたやまみき・北川道太郎・チョチョ
Get outta my kitchen での小芝居その1。

ウケル。
大阪人が見て楽しいんだから、他のところでやったら大ウケするのは間違いない。
このあたりにも彼女たちの仲の良さ、相性の良さを知ることができる。

 
北川道太郎・チョチョ・Kitty吉べえ
Get outta my kitchen での小芝居その2。

「ちょっとあんたら、他人(ひと)のことばっかり…」
と写真左の手は、かたやまみきさん。

 
かたやまみき
で、そのかたやまみきさん。
安定したそのうまさと唄への気持ちがしっかり感じられる。
いかに唄が好きで、唄を大切にしているか。
 
すがたあやこ かたやまみき
この写真は、光量がまずくて本当はボツのはずだけれど、あえて。

すがたあやこさんも彼女たちの唄をしっかりと支え、それを楽しんでいる。

 
大阪ロマン
彼女たちの唄にすっかり魅了される。

生でしか楽しめない彼女たちの唄、聴く機会を得られない人が本当に気の毒だ。

 
森島肇
厳しいアングルだけれど、思わず狙いたくなって、やっと1枚。森島肇さん。

音が活きている。
といえばいいのだろうか。ソウルフルOK。

 
チョチョ
豊かなバックにいい唄が乗る。

絶好調チョチョさん。
唄がバックに支えられ、唄がバックをも楽しませているような関係。

 
かたやまみき
目一杯、心を込めて唄うとき、かたやまみきさんがちょくちょくするポーズ。
「いい唄をありがとうございます。」
興奮しながらも、1曲終わるたびにそう思ってしまう。

「Hug/大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団」というアルバムに参加しておられるが、本当にそうだ。感謝と喜びを表すのは、そういうハグという表現が適切なのかもしれないが、シャイな日本人である私は、簡単にそんなことができるはずもなく。

1番上の写真は、You don't know my name で電話をかけているかわいい女性。
客席の女性からも、そのかわいらしさにウヒヒと声があがったような。見ているこっちが照れてしまったほど。

 
大阪ロマン
映画「ドリーム・ガールズ」から「大阪のドリーム・ガールズ」という表現もありかもしれないが、彼女たちは「大阪の」で収まってもらっては困る。
ローカルな唄い手で終わってはいけない。
むしろ彼女たちが大阪を宣伝してくれるほど、たくさんの人の心を打つことだってできるはず。
応援するこちらも、つい夢が膨らむ。
 
かたやまみき すがたあやこ
後半~終盤近いにもかかわらず、唄のちからはフル。これだけのステージを、休憩なしでやるには、体力も要るはず。

心ある唄の素晴らしさを愉しませてもらえる。

 
Kitty吉べえ
聴いている側は、彼女たちに乗せられて申し訳ないほど楽しいばかり。

気がつけば、椅子の上でおかしな体勢になってカメラを構えていた。それほどに夢中にさせられた。

Kitty吉べえさんは、ますます客席へ向けられるように唄う。
彼女の視線、唄のチカラ、唄いかける姿勢は、本当に素晴らしくなっている。何度も書いてしまうが、眩しいほどだ。

近くの横の方に座っておられた、彼女たちの師である大上留利子さんに
「こっ、こっ、これっ、すごい!」
と伝えたかった。

 
大阪ロマン
彼女たちにとってもとても重要な曲だという His eye is on the sparrow。
何度聴いても必ず鳥肌が立つ。沁みる。
彼女たちの代表曲と言っていいだろう。
何度も聴かせてもらっているが、小さな変化・試みが毎回のようにあるような。
 
大阪ロマン元スターキング・デリシャスの北川道太郎さんのギターがこれまたツボ。そのフレーズをそんな風に弾いてしまうかー。ひとり、ギターのフレーズにウハウハと迷惑にならない程度に小さく声を出しながら喜んでしまう。たまらない。
 
森島肇
いつもバックをつとめる、すがたあやこさんのキーボードもよくノッてる感じに響く。
森島 肇さんのドラムを聴くのは3回目かな。いい。曲の中にすっぽりはまってる。僕はバスドラにもやられてるかもしれない。失礼ながら森島さんのドラムに、こんなに惹かれたのは初めてだった。

他の写真でも北川道太郎さんや森島 肇さんが、もちろんすがたあやこさんも、しっかりと音楽を支え、楽しんでいる様子を感じてもらえたら、少しは腕が上がったかな。

 
チョチョ
やる方が楽しいと、聴く方はそれを享受できる。
客席が楽しんでいるとやる方ものる。
理想的な客席との関係。

最後までみごとに全力で走りきる。
チョチョさんは飛ばしまくり、唄いまくり、踊りまくり、聴かせまくった。

 
チョチョ
Someday … ふと思った。
この人達はラストのこの曲を終えても、もっともっと唄っていたいんだろう。
それほどに唄が好きなんだ。

ステージが終わったときには、もう少しで手を合わせて彼女たちを拝みそうだった。


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2007年08月29日

大阪ロマン ゲスト・大上留利子 ジェニファー

かたやまみき内町浪漫音楽会 第三十五回
大阪ロマン ライブ
ゲスト大上留利子&ジェニファー
Bar My Heart
2007/08/25

 
チョチョ大阪ロマン
かたやまみき
Kitty吉べえ
チョチョ
すがたあやこ - キーボード
森島 肇 - ドラム
ゲスト:大上留利子 - 唄
ジェニファー - 唄
北川道太郎 - ギター
 
すがたあやこ- 1st STAGE -
Day Dreaming
You Don't Know My Name
その時
Get Outta My Kitchen
背中あわせのスローダンス
Even Me
God Bless The Child
 
かたやまみき・ジェニファーSummer Time
Lift Every Voice And Sing
You're All I Need To Get By

- 2nd STAGE -
Ain't Nothing Like The Real Thing
Sweet Emergency
恋のハジマリ

 
大上留利子And I'm Telling You I'm Not Going
That's How Strong My Love Is
好きやなぁ やっぱり
You Know That I Know
Lord Will Make A Way
His Eye Is On The Sparrow
 
大上留利子 kitty吉べえ- encore -
You've Got A Friend
Someday
 
チョチョ音楽に対し、唄に対し、謙虚な姿勢。
後のことなど考えず、持っているすべてを出し尽くそうとする彼女たち。
その姿は言うまでもなく本当に美しい。
容姿という意味ではなく、いや容姿もイケテルけれど、感動という言葉のほかに何をもって表現できるのか、私の貧しい語彙からみつけるのは難しい。
 
チョチョこの日、これまでに唄われたオリジナル曲「恋のハジマリ/kitty吉べえ」「好きやなぁ やっぱり/チョチョ」の他に、初めて新曲が披露された。
「その時/kitty吉べえ」「背中あわせのスローダンス/チョチョ」「Sweet Emergency/かたやまみき」がそれ。
どんどん進化している彼女たちには、ますます目が離せそうにない。
個人的にはフォークの世界からどっぷり浸かった私としては、日本語のオリジナルももっと聴かせて欲しい。唄い手としては英語のほうが入りやすくなっているのもよくわかるんだけれど。でも世界に彼女たちの歌声をとどろかせるには、やっぱり英語か。

Even Me/kitty吉べえ、好きやなぁ やっぱり/チョチョの破壊力というか、インパクトは本当に強烈だ。その他にもいい曲、染みる曲、好きな唄が満載で幸せな夜はふける。

 
kitty吉べえバックも素晴らしい。いつもながら、すがたあやこさんの惚れ惚れするキーボードに加え、この日は小さなドラムセットで森島肇さん。ノリがソウル。
加えてこの日参加された北川道太郎さんは、元スターキング・デリシャス。ひとつひとつのフレーズがえらく活きてます。大上留利子さん・kitty吉べえさんとのAnd I'm Telling You I'm Not Going(from : Dream Girls)、大上留利子さんとのThat's How Strong My Love Isでは、生き生きしたギターと唄のバランスを感じた。そうそう、And I'm Telling You I'm Not Goingはぜひまた聴きたい。リクエストしたい曲がいっぱいありすぎて困るんだけれど。

ジェニファーさんの言葉もこの夜は随分と心に響いた。何度聴いてもええ唄です。生ですね、この人も。

 
かたやまみき

話を大阪ロマンに戻す。かたやまみきさんの安定したええ感じ、聴かせてもらう度にどんどん凄くなっていってるkitty吉べえさん、エンターティナーの要素もじゅうぶんで魅力あふれ唄ももちろんのチョチョさん。
大阪のドリーム・ガールズなんてのもアリだが、日本の~と胸を張って言って欲しい。

 
大阪ロマン
 
大阪ロマン 大上留利子 ジェニファー
この日も "His Eye Is On The Sparrow" は素晴らしくて、涙してしまう。
"You've Got A Friend" を客席で一緒に唄えたのもたまらなく嬉しかった。また行きます。


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2007年05月18日

Amos Garrett in Kyoto Japan Tour 2007

Amos Garrett in Kyoto Japan Tour 2007Amos Garrett Japan Tour 2007
京都 磔磔
2007/05/15
サポートメンバー:今井忍(Guitar)/岡嶋文(Bass)

 
エイモス・ギャレットワン・アンド・オンリー。
少し調べるとあちこちでそういった表現が見つかるこの人、エイモス。
京都の落ち着いた街並みと彼の融合は、まるで予定調和なのかと思えるほど、マッチする。
 
エイモス・ギャレット@磔磔
 
最前列に陣取り写真を撮りやすいのはよかったが、邪魔になってもいけない。
特に煌めく静かな曲はカメラを構える気なんて起こらない。

 
エイモス・ギャレットエイモスは私にとって数少ない大好きな海外アーティスト。
こんなにも贅沢な、貴重な、豊かな時間を過ごしてしまうと、心も身体も浮いてしまう。
 
Amos Garrett in 磔磔京都惜しむらくは、"Midnight At The Oasis"もだけれど、なんといっても "Georgia On My Mind" が聴きたかった。
でもそんなことすら感じさせないほどに、Amos の醸し出すギターと唄は素敵だった。
 
セットリスト許可を得て今井忍さんの足元にあったセットリストをいただいた。さらにAmosに直接サインまでいただいた。
ミーハーになった気分。

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2006年12月29日

大上留利子&ジェニファー with 白百合少女合唱団+大阪ロマン

ジェニファーThe Great Soul Animation Vol.9
SOUL FULL HOUSE
大上留利子&ジェニファー with 白百合少女合唱団+大阪ロマン
心斎橋 BIG CAT
2006/12/23

 
ジェニファー&白百合少女合唱団
また、この上ないライブを楽しんだ。
 
大上留利子
大上留利子
ジェニファー
チョチョ
kitty吉べえ
かたやまみき
荒木千枝子
モモちゃん
石丸まる子

岸本耕誌(G.)
稲屋 浩(Sax.)
スガタアヤコ(Key.)
有沢晃一(Key.)
井出 厚(B.)
森島さん(Dr.)

 
大阪ロマン
「聞いててや」から始まったステージ。
この日はライブレコーディングとのことで、少々雰囲気が違った。
硬かったといえばそうかもしれないし、気合いが入りすぎというとそうかも。
ドラムが大樋さんじゃなかったからという可能性もある。
 
大上留利子
それでもグイグイと来る。
終盤に至っては、こういった形式では感じたことがないほどの、無駄な力の抜けた、いい唄が身体を貫いた。
 
大上留利子&ジェニファー
曲数も多く、楽しい MC もうまく適当に入る。
オリジナルも多い。
自分にとって懐かしのスターキング・デリシャス以来となる「スーキー・スーキー」では、思わず涙ちょちょ切れ。
 
ジェニファー
この人達の唄のすごさは、音楽に対する想いがあるからこそ、これだけ伝わるんじゃないだろうか。
音楽のジャンルとしての SOUL ではなく、魂がステージ上から放たれる。
だから聴いている側は、上手いとかいい歌だとかいう次元ではなく、心を揺すられるんだと思う。

大上留利子、ジェニファーの唄がうまいのは、もはや当たり前。
しかし、ライブというのは、その瞬間瞬間に放たれるものを感じ、共有することこそ、価値がある。
放たれたものを感じ喜ぶと、悲しくもないのに涙がこぼれそうになり、こころ貫かれていることを知る。これは生でなければ味わえない。

 
大上留利子&ジェニファー
その、記録では味わえない素晴らしさを、あえて残そうというのが、今回のライブ・レコーディング。
矛盾しているようにも思えるが、ぜひこれは聴かせたい人がたくさんいるし、知らしめる意味でも、作って欲しかったので、嬉しいばかりだ。
2006年12月23日のこの人たちと明日の彼女たちはまた違う。
 
白百合少女合唱団
驚かされるのが、これだけすごいのに、いつも彼女達はさらに進化したものを魅せ、全力で唄ってくれる。
白百合少女合唱団は伸び盛りかもしれない。
まだ伸びしろがあるといったことではなく、どんどんウルトラスペシャルになっていく。
 
チョチョ kitty吉べえ かたやまみき 荒木千枝子
米国帰りの、かたやまみきさんが入ると、また一段と凄い。
2006年6月17日に、同じく BIG CAT で行われたこの人たちのライブ(写真なし)は、かたやまみきさんが渡米前だった。
この人がいない間、どうなるんだろう、と確かそう思ったことを記憶している。
 
大上留利子&ジェニファー
しかし、いない間もますます白百合少女合唱団は進化した。
そして海を隔てた向こうで、かたやまみきさんも多くのものを得てきたんだろう。
お互いに、そして全員がおちおちしていられないと思ったんではないだろうか。
 
大上留利子
とにかく彼女たちは、ステージの上ですごくいい循環をしている。
仲もいいんだろうが、それよりも各々を認め合い、尊敬し尊重しているのがよくわかる。
打てば響くという相互のやりとりがある。
ステージを楽しみ出すと、どんどんノってくる。
 
大上留利子
包み込むような温かさ大きさ。
唄い上げる大上留利子は、本当に素晴らしい。
言葉を大切にするフォークシンガーにも、ぜひ聴いて欲しい。聴かせたい。

このライブがアルバムとなったら、迷わず「買い」です。

 
モモちゃん 石丸まる子
でも、生で聴いたことのない人には、まずライブへ足を運ばれることをお勧めしたい。
音盤に記録できないものがそこにはあるから。
そうすれば、アルバムも買ってしまうでしょうけど(笑)。足を運べない不運な方は、アルバムで。

モモちゃん 石丸まる子

 
大上留利子 ジェニファー
大上留利子
ジェニファー
 
チョチョ kitty吉べえ かたやまみき 荒木千枝子
チョチョ
kitty吉べえ
かたやまみき
荒木千枝子

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2006年12月11日

Voice & Rhythm

Voice & Rhythm飛び散る雲子 宇宙まんまる
Voice & Rhythm
SUN HALL
2006/12/09

金子マリ、北京一、有山じゅんじ、正木五郎、藤井裕、石田長生、NIMA、川崎知、スーアン、ドンメグ、ソネシゲル、あべ、シャブドゥー、クボ(河内ロッカース)、AZUMI、イカ松

 
石田長生あべちゃんのバンド
有山じゅんじ
NIMA
金子マリ
Voice & Rhythm

なんですが、写真は Voice & Rhythm のみ。

 
大西ユカリ予定されていたのかどうか、ゲストに大西ユカリ。
迫力ありますね。
個性満点で。
 
北京一北京一も参加。
「かたつむり」は、本当に名曲。
 
Voice & Rhythm with 北京一北京一さんには思い入れがある。
Sooo Baad Revue。
「ブルースかっこええかあ ほな頑張ってうとてやー」
いま、ブルースを唄って欲しいのは、こちらだ。
聴かせて欲しい。北京一のあのブルースを。
そのためにも、こうやって石やんと北京一さんが競演してくれるのは、涙がちょちょぎれる程に嬉しい。
 
北京一 石田長生石田長生さん曰く
「世界一サイケデリックなブルースシンガー」
そうかもしれない。でも、北京一さんは、もっとブルースを唄ってくれたら、もっともっと違うブルースも唄える。そう感じて仕方がない。
Gimme more blues....
 
北京一きっと北京一さんは、僕の中でヒーローなんだろう。
大阪にいてこそ、彼のブルースがよみがえるものと思ったりするんだけど、帰ってきてくれないもんだろうか。
 
かたつむり北京一さんは熱唱する。演ずる。
「かたつむり」

2006年10月26日

kitty吉べえ & チョチョ with 白百合少女合唱団

チョチョSOUL TO SOUL
kitty吉べえ & チョチョ with 白百合少女合唱団
Bar My Heart
2006/10/21

今年、ライブへちょくちょく足を運ぶようになり、圧倒されているのが、大上留利子&ジェニファーそして、この彼女たちの唄力。

 
kitty吉べえ & チョチョ楽器を持ち歌を歌ったことのある人なら、たいていの人はこれを職業にできたなら。そんなことを夢見たことがあるのではないだろうか。
恥ずかしながら、私自身がそう。
しかし、いろいろと壁を乗り越えられず、自分で納得してその道を外れた。
彼女たちの唄を聴くと、それでよかったと思える。
 
kitty吉べえなぜなら、彼女たちはとても音楽に真面目で唄に全てを捧げる、その気持ちを表すからだ。とても中途半端な自分には到達できない領域である。
尊敬し、そして彼女たちが毎回魅せる進化を見逃せそうにない。
 
kitty吉べえ & チョチョ with 白百合少女合唱団唄いあげる
楽しませる
弾ける
 
チョチョ例えばこの写真。熱唱するチョチョさんの後ろで石丸まる子さんが爆笑している。
大阪はこうでなくてはならない。人前で冗談を言うときに、自ら笑う関東のお笑い芸人をよく見るが、あれはだめだ。
全てをその一瞬にかけて、笑わせたいなら自らの表現を笑ってもらうべきだ。
いや、尊敬すべきチョチョさんは、お笑い芸人では決してない。
1人の素敵(だろう)な女性であり、唄い手だ。
 
kitty吉べえそして応じるように、kitty吉べえさんも全身でシャウトする。
身体からなにかが放たれていたようである。
その放たれたものを聴く側も全身で受け、貫かれる。
 
kitty吉べえ & チョチョ with 白百合少女合唱団大阪の夜はふける。
Bar My Heart を総立ちにさせた彼女たち。
思わずもっと大きな音で参加したくて、手拍子も大きくなった。
 
kitty吉べえ & チョチョ彼女たちの師である大上留利子さんがかぶりつこうが、彼女たちは師をも、おちおちしてられへんと感じたであろうほどに、最高の唄をこの夜、唄った。

写真をクリックすると、大きな写真を表示します。

2006年09月27日

大上留利子&ジェニファー with 白百合少女合唱団 + デラウェアクワイヤ

大上留利子&ジェニファー with 白百合少女合唱団大上留利子&ジェニファー with 白百合少女合唱団 + デラウェアクワイヤ
柏原市民文化会館リビエールホール(大)
2006/09/24


大阪流に言うと、大上留利子はむちゃむちゃええ唄を唄わはる。

 
ジェニファー
ジェニファー

正直言うと、今年になって知った人。
温かくちょっとハスキーな声。
というよりも、心ある唄を唄える人。
聴いていると飲み込まれそうな迫力とでも言えばいいんだろうか。

えらくセクシーな写真になりました。

 
白百合少女合唱団白百合少女合唱団

モモちゃん
石丸まる子
チョチョ
Kitty吉べえ
荒木千枝子

素晴らしいハーモニーに魂がこもっています。

 
チョチョ
チョチョさんは、ご本人にとっては当たり前だろうけど、全てをその瞬間にかけるサービス精神にあふれた優しい人に違いない。
もちろんそれだけではなく、唄がまたいい。
 
大上留利子&ジェニファー with 白百合少女合唱団 + デラウェアクワイヤ一般の人が練習を積み、合唱団として参加。
けっこうしっかりとしたハーモニーです。
約60名。
 
Kitty吉べえ
Kitty吉べえをフューチャー、白百合少女合唱団とデラウエアクワイヤの "Jesus is the answer" は圧巻。
 
デラウエアクワイヤジェニファーがデラウエアクワイヤを引っ張る。
 
白百合少女合唱団 + デラウエアクワイヤ聞いててや
  (大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団)
ミシシッピリバー
  (大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団)
Will you love me tomorrow
  (ジェニファーwith白百合少女合唱団)
 
大上留利子胸が痛い
  (ジェニファーwith白百合少女合唱団)
大阪で生まれた女
  (大上留利子with白百合少女合唱団)
できる事ならもう一度
  (大上留利子)
Do you know him
  (白百合少女合唱団)
Amazing Grace
  (白百合少女合唱団)
白百合少女合唱団メンバー紹介
  (白百合少女合唱団)
His eye is on the sparrow
  (チョチョ&kitty吉べえ)
Lady marmalade
  (ジェニファーwith白百合少女合唱団)
Respect
  (大上留利子with白百合少女合唱団)
 
岸本耕司God bless the child
明日に架ける橋 - Bridge Over Troubled Water
Rock steady
Jesus is the Answer
Jesus is the lover of my soul
That's how strong my love is
Many Rivers To Cross
  (大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団+デラウエアクワイヤ)
 
大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団+デラウエアクワイヤ*** encore ***
My Way My Song
  (大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団)
Let It Be Me
  (大上留利子&ジェニファーwith白百合少女合唱団)
 
大上留利子[ 演奏 ]
大樋 稔(Dr.)
岸本耕誌(G.)
稲屋 浩(Sax.)
スガタアヤコ(Key.)
井出 厚(B.)

魂と言う言葉が昨今では安売りされるが、大上留利子の唄には、まさに魂を感じる。ジャンルとしての意味ではなくソウルのある唄。この人は魂を込めて唄う。
わかっているのに、気を抜くと、感動の涙がこぼれてしまう。

肖像権等で問題がございましたら、ご連絡ください。対応いたします。
Copyright かく@slowballad.com